なぜ?届かぬ幼いSOS 埼玉4歳衰弱死(産経新聞)

 当時4歳の次男に食事を与えず衰弱させながら放置したとして、保護責任者遺棄容疑で逮捕された蕨市中央、無職、新藤正美(47)と妻の早苗(37)の両容疑者。児童相談所(児相)などの行政機関は長年にわたって両容疑者に接触してきたが、なぜ次男の必死の“SOS”は届かなかったのか。

 次男の力人ちゃんは平成20年2月11日、急性脳症と栄養失調のため死亡した。捜査関係者によると、両容疑者には事件前、力人ちゃんを病院に連れて行かなければいけないとの認識はあったという。

 児相が両容疑者と接触を始めたのは、事件の約5年前の15年3月。力人ちゃんは同年9月に誕生したが、路上生活や経済的理由で乳児院に預けられ、長男も16年3月には児相に保護された。しかし、両容疑者は子どもの引き取りを強く希望。生活保護の受給とアパート契約を機に、18年1月から4人で暮らし始めた。

 児相などが事件までに一家に接触したのは、計約50回。しかし、子供たちに会えたのは計10回で、5回に1回の割合だった。

 児相では19年、市や警察なども交え、児童福祉法に基づき、裁判所の許可を得て子供たちを施設に入所させる強制措置をとることも検討。しかし、裁判所との事前協議で「客観的に虐待の状況が確認できない」として断念していた。

 児相の関係者が力人ちゃんと最後に会ったのは、事件の約2カ月半前の19年11月下旬。力人ちゃんについて「体にアザなどはなかったが、やせていて不衛生な印象だった」と振り返った。

 児相では、子供たちの施設入所を視野に入れ「客観的な虐待の証拠をつかむため、次の訪問では体重計を持っていこうとしていた」という。児相の職員は「目に見える形がないと権力を行使できない。限界だった」と声を詰まらせた。

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岩手、高知で1.2メートル=太平洋側各地に津波−65万世帯に避難指示・勧告(時事通信)

 チリで発生した大地震で、気象庁は28日午後、岩手県久慈市の久慈港と高知県須崎市の須崎港で最大1.2メートルの津波があったと発表した。南鳥島で午後0時43分に10センチの第1波があった後、同9時半までの間、北海道から沖縄県までの太平洋沿岸や小笠原諸島で10センチ〜1.1メートルが観測された。
 1.1メートルの津波は仙台市の仙台港と鹿児島県志布志市の志布志港、1メートルは北海道根室市の花咲港であった。
 警察庁によると、人的被害の情報はないという。各都道府県によると、20都道県の約65万世帯に避難指示・勧告が出された。
 気象庁は午前9時半すぎ、青森県の太平洋沿岸と岩手、宮城両県に大津波警報を発令。北海道から沖縄県まで太平洋側全域などに津波警報、北海道のオホーツク海側や日本海側、瀬戸内海沿岸などに津波注意報を出した。同庁は午後7時すぎに3県の大津波警報を津波警報に切り替えたほか、同日夜から1日未明にかけ順次、津波警報を解除したり注意報に切り換えたりした。同日午前1時20分現在、警報が残っているのは高知県だけとなった。
 根室市の花咲港では、津波が岸壁を越え、倉庫などが一時浸水。宮城県気仙沼市では潮位が上がり、魚市場や道路が一時冠水する地域があった。海上保安庁によると、このほか同県の塩釜港や宮古港でも岸壁付近が海水に漬かった。 

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子供も使い保険金詐欺=交通事故偽装、11人逮捕−栃木県警(時事通信)

 わざと交通事故を起こし、同乗の子供がけがをしたなどと装って保険金をだまし取ったとして、栃木県警は詐欺容疑で、同県鹿沼市上殿町の飲食店経営成瀬貴夫被告(38)=同罪で公判中=ら11人を逮捕したと2日発表した。
 県警交通指導課によると、わざと衝突させた2台の車を別の場所に移動させ、交通事故を起こしたように偽装するなどの手口で、詐取総額は12件計約6540万円。うち9件では3〜15歳の子供4人を使い、病院で「首が痛い」などと言わせ、負傷したように見せ掛けていた。
 成瀬被告は、子供も利用した理由について「取り分を増やすためだった」と供述。全員が容疑を認めているという。 

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<鳥インフル>「感染源は不明」最終報告 愛知・豊橋(毎日新聞)

 農林水産省の「高病原性鳥インフルエンザ疫学調査チーム」(座長、伊藤寿啓・鳥取大農学部教授)は23日、愛知県豊橋市のウズラ農家で昨年2月に確認された鳥インフルエンザウイルスについての最終報告書を発表した。感染時期や感染経路は特定できなかった。

 報告書によると、調査チームは同市の3農場で採取されたウイルスの遺伝子配列を解析。この結果、02年3月〜04年7月に、同じ祖先から枝分かれしたと推定された。遺伝子の一致率が96%だったことなどから、この地域に侵入し、長期間感染を繰り返しながら複数の農場に広がったとみられるという。

 また、ウイルスの感染しやすさを動物実験で調べたところ、ウズラ同士に比べ、ニワトリへはうつりにくく、ウズラ体内で繁殖しやすい性質だったと指摘した。報告書は結論として、ウズラ舎の徹底した消毒など5項目の防疫対策を提言した。【高橋恵子】

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「金にも勝る銀じゃ」河村市長決めた!真央パレードじゃ!(スポーツ報知)

 「銀」でも、どえりゃ〜パレードをやるぞ!! 名古屋市の河村たかし市長(61)は26日、市庁舎内のテレビでバンクーバー五輪女子フィギュアを観戦。惜しくも金メダルには手が届かなかったが、銀メダルを獲得した浅田真央をはじめ、5位の安藤美姫、さらに男子8位の小塚崇彦ら名古屋勢の健闘をたたえ、パレードの実現を宣言した。

 「金にも勝る銀じゃ。五輪で、世界で2位なら、グッドジョブ。ここまで来るのには、計り知れん努力があったはずじゃ」。市庁舎内でのテレビ観戦を終えた河村市長は、銀メダルの浅田を手放しでたたえると「表彰も考えるけど、パレードを実現したい。もちろん、真央ちゃん1人じゃなく、ミキティ(安藤)も、小塚君もおじいさん(元選手の祖父・光彦さん)と来ればいい」と笑顔で話した。

 やや暴走気味だが、早くもパレードのコースを考えている。名古屋駅前の笹島交差点をスタートし、広小路通りを東へ。繁華街の栄(さかえ)までの2キロだ。昨年、同市内の中学がハンドボールで全国優勝した時は、10月の「名古屋まつり」パレードに招待し市長も出席したが、今回は個別のパレード開催を計画している。

 そんな河村市長だが、フィギュアスケートの専門知識はないようで、観戦中に「真央ちゃんはいつ、トリプルアクセルを跳ぶんじゃ?」とボヤき、近くにいた市職員に「今、跳んだじゃないですか!」と突っ込まれる始末。金メダルを取った韓国・金妍兒の演技中には「ヨナは19歳とは思えん色気があるな〜。目のトレーニングもしとるぞ、流し目の」と脱線する場面もあった。

 世界の頂点にこそ立てなかったが、名古屋勢の活躍に鼻高々の河村市長。「世界一のスケートの聖地・名古屋じゃ。(92年アルベールビル五輪銀メダルの)伊藤みどりさんの時代から続いとる」と上機嫌。パレードの開催時期などの詳細について「具体的なことはすべてこれからです」と市関係者。浅田、安藤らがオファーにどう答えるかはわからないが、もし実現すれば名古屋どころか全国のスケートファンが集う盛大なパレードになることは間違いない。

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