中国での消化器領域のラインナップ強化へライセンス契約―エーザイ(医療介護CBニュース)

 エーザイは4月16日、スペインのアルミラル社の上部消化管機能改善剤シニタプリドについて、中国での独占的開発、生産、販売権を獲得するライセンス契約を締結したと発表した。中国でニーズの高い消化器領域での製品ラインナップを拡充するのが狙い。

 シニタプリドは、スペインで「軽度および中等度の運動機能不全型胃腸症」「プロトンポンプ阻害剤不応性の逆流性食道炎に対する併用療法」を効能効果として、アルミラル社が販売している。エーザイによると、中国の消化管機能改善剤市場は4.7億元(約63.8億円、1元=13.57円で換算)で、現在、機能性胃腸症で約1500万人、逆流性食道炎で約1100万人の患者がいると推定されている。

 エーザイには、中国事業における消化器領域の薬剤として、既に販売している胃炎・胃潰瘍治療剤セルベックスや、肝臓疾患用剤・アレルギー用薬強力ネオミノファーゲンシー、グリチロンのほか、現在開発中の慢性B型肝炎治療剤クレブジン(フェーズ3試験実施中)や分岐鎖アミノ酸製剤リーバクト(申請準備中)がある。


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