外国人介護士候補者の滞在期間「もう少し長く」―仙谷担当相(医療介護CBニュース)

 仙谷由人国家戦略担当相は4月19日、神奈川県海老名市内の介護施設を現地視察した際、記者団の質問に答え、経済連携協定(EPA)に基づき受け入れを進めている外国人介護士候補者の滞在期間について、「もう少し長期間の滞在と実務を保証しなければならないのではないか」と語った。

 また、視察に同行した枝野幸男行政刷新相は、漢字が多い国家試験問題を読み解くことができず、能力を十分に発揮できない外国人介護士候補者が多いとの指摘が挙がっている点について、「コミュニケーションがちゃんと取れればいい。そういう視点でやっていけばいい」と述べ、今後、試験問題や答案に言語面で配慮する可能性を示した。

 EPAに基づく外国人介護士候補者は、3年の在留期間中に、日本語による国家試験に合格しない場合、帰国しなければならない。さらに、介護福祉士を受験するには3年の実務経験が必要なため、結果として、外国人の受験機会は1回に限定されてしまうという問題が指摘されている。


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